RIDING PLEASURE! ジャーニーモーターサイクルの日常

ホンダＶＴ２５０Ｆ・１９８５年モデルのキャブレターをオーバーホールしました。

前回乗ったのは半年ほど前。距離もそれほど遠くまで乗らずに燃料を満タンにしてバイクカバーを被せてそのままだったとの事です。
バッテリーを補充電してエンジン再始動には成功しましたが、アイドリングはしてもいざ走り出すとアクセルを開けてもエンジン出力がついて来ません。

強力クリーナーに漬け込んで二晩。
メイン系統のノズルが特に詰まっていてアクセルを開けても燃料不足でストールしそうでしたがキレイに通りました。

Ｖバンクに挟まれるような配置でインシュレーターが硬化していると取り付けにくい構造です。
洗浄前。
ジェットやノズル類が緑色に汚れている程度でいつもの芳醇な香りのハードパンチを放つまでには熟成が進んでいませんでした。

チョイ乗りして長期間乗らない車両は燃料を使い切らずに少しずつ継ぎ足していく状態が続くので、慢性的にタンク内の燃料が劣化してキャブレター内部で腐りやすい環境になります。

予防するには毎月１回．．最低でも２ヶ月に１回はタンクの燃料を半分以上使い切る程度乗れば良いのですが、多忙で時間が取れなくて．．．というお話もよく解ります。




※低年式の絶版車を所有して乗るためには様々な理不尽と付き合う覚悟が必要です。
低年式の絶版車のご依頼には当社からの厳しい条件を全て受け入れていただきます。

※ご依頼をご検討の方へ
エンジンオイル交換などのクイック作業から当社とお付き合いを始めていただければ幸いです。
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