RIDING PLEASURE! ジャーニーモーターサイクルの日常

ホンダＸＲ２５０Ｒ１９９２年モデルの修理です。
ホンダが世界に誇るＲＦＶＣエンジン搭載の人気車でした。

最終のスーパーＸＲの先代モデルですが完調な車両は排気ガス規制の強化によってパワーダウンしてしまった現行の単気筒２５０ｃｃモデルに劣らないパフォーマンスを発揮します。
長年の使用でくたびれた部分をリファインし、エンジンパフォーマンスが回復したら外観のリフレッシュもしたい！とのオーダーで着手しました。

シリンダーヘッド合わせ面からの軽度のオイル漏れを修理する前にエンジン周りの調整を施して、深刻なダメージが発生していないか確認しました。

大きく遅れた吸排気バルブの開閉時期とキャブレターの調整後にはエンジン音は力強く規則正しい鼓動を刻み、試乗しても入庫時より明らかに加速性能が回復しました。

古い車両ではいきなりエンジンを分解してしまう前に状態を詳しく確認して修理するに値するかを確認します。
これで次のステップへ進むことが出来ます。


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