2018年03月16日

合わせ技にも負けません

先の記事で紹介した冷却水漏れとシリンダヘッドカバー合せ面からのオイル漏れ修理と併せて始動性が悪いので古くなったバッテリーも交換してほしい、とオーダーいただいたのでバッテリー交換前に充電状態を点検すると常に充電電圧が低くアイドリング時には全く充電されていない事が判明。

上流のジェネレーターからバッテリーまでの経路を点検していくと...



接続端子が接触不良により過熱して焼損、電気の流れが妨げられるので充電不良に..

漫然とバッテリーだけを交換して異常に気付かなければ充電不良ですぐに始動不良を繰り返してしまい、せっかくの新品バッテリーも短期間で一気に容量が低下して再生不可能に..




古い端子を切断して新品に交換。


カプラーも新品を取り付けて完全復活!!


修理のご相談を頂いたときにお勧めしていた電圧計を追加して充電状態が一目で判るように。
規定のアイドリング回転数でも充電量が回復。


低年式車両に電圧計の取付けをお勧めする理由は充電不足よりも「過充電」を警戒し故障に早く気づいていただくため。
製造メーカーの補修部品供給義務期間を大きく過ぎた低年式車両でイグナイターや重要な電装部品が過充電により破損すると、部品が入手出来なくて泣く泣く廃車に...という事も。
経年劣化による故障は仕方ないとしても、計器を増設して警戒を続けることで予防可能な故障もあります。

お気に入りの愛車を好調に維持して末永く楽しんでいただくためのお手伝いをさせていただきます。


※ご依頼をご検討の方へ
エンジンオイル交換などのクイック作業から当社とお付き合いを始めていただければ幸いです。
下のリンクをご覧ください
https://journey77.ko-co.jp/e603737.html





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Posted by JOURNEY MOTORCYCLES at 13:12バイク 修理電装